長い間「おもてなしツール」として親しまれてきたおしぼりですが、昨今の感染症拡大により新たな役割を持つようになってきました。
東京でおしぼりレンタル事業が急成長し始めたのと同時期の昭和39年に、大分でおしぼりレンタル事業を開始したウエノお志ぼり商会が、新しい生活様式の中でのおしぼりを使った手指衛生を提案します。
1.紙おしぼりをいつも携帯し出先で手指衛生
紙おしぼりがあれば、不特定多数の人が触れる物を触れた後や人と会う前後など手を洗いたいけれど難しいシーンであなたの手指衛生を保つことができます。
ハンカチやポケットティッシュのように、紙おしぼりも毎日の携行品仲間に加えてみませんか。
複数枚パッケージングされた紙おしぼりは確かにコスパが良いですが、開封してから時間が経つと衛生状態が保てず乾燥もしてしまうので、個別包装タイプがおすすめです。
2.来店時に布おしぼりのおもてなしで99.73%の減菌効果
全国おしぼり協同組合連合会が東京都食品衛生協会・東京食品技術研究所で行った検査によると、
布おしぼりで手指をふくと、手のひらの細菌数が99.73%減少することがわかりました。
お客様の訪問や来店があった時、もてなす側がお客様に手洗いを促すのは現実的でないことも多いと思います。
一方で布おしぼりであれば、むしろ心のこもったおもてなしとして自然な形でお使いいただきながら、
減菌効果が期待できます。
3.アルコール消毒前のおしぼり使用で安心のおもてなし
アルコール消毒は新しい生活様式として定着してきましたが、消毒前におしぼりで手をふくと減菌効果がアップすることがわかっています。(実施機関:東京都食品衛生協会・東京食品技術研究所)
平均減菌率 | |
アルコール(度数65%)消毒のみ | 73.50% |
おしぼりで手指をふき取り後アルコール消毒 | 99.99% |
4.手荒れ等でアルコール消毒ができないケースにVBおしぼり
VBおしぼりシリーズは手荒れ、肌荒れなどでアルコールの使用を控えたい方、肌の弱い子供やお年寄りも安心して使えるおしぼりです。
VBおしぼりはウイルスや菌が付着するのを防ぎ、さらに活動できないようにすることで抗ウイルス力を発揮します。
アルコール消毒のようにウイルスや菌を攻撃するのとは違う仕組みで、一般社団法人日本食品分析センターの試験でも急性経口毒性、皮膚や目への刺激性等がないことがわかっています。
5.保育園・幼稚園のおしぼりタオルとして子供の手指衛生
保育園や幼稚園に持って行くおしぼりタオルをVB(ウイルス・ブロック)加工のレンタルおしぼり、
もしくは紙おしぼりにすると衛生面も安心です。
おしぼりタオルについては以前から「特に夏場、濡らして持って行くのは衛生面で心配」
「汚れたままおしぼりケースに入れて持って帰るのが気になる」「すぐに臭くなる」
といった声があがっていました。
VBおしぼりにすれば、先生や保護者の洗濯、消毒の手間も削減できます。
6.接客時におしぼりを提供しお客様と従業員双方の安全安心を守る
最初のおもてなしとしておしぼりを提供すれば、
お客様だけでなく従業員の感染予防という点で安全安心にもつながります。
この際、薄手の紙おしぼりは利用されにくく、未開封のまま持って帰られるケースも多いです。
布おしぼりや香り付き、厚手、パッケージがおしゃれな紙おしぼりにすると、
お客様が使ってくださる可能性が高まります。
さらに「いい香りですね!」など自然な流れでお客様とコミュニケーションがとれるという副次効果も期待できます。
7.社員食堂など感染リスクの高い場所でアルコール消毒前のおしぼり消毒で社員を守る
社員食堂や休憩室など飲食や会話をともなう感染リスクが高い場所で、おしぼりによる手拭きと、
アルコール消毒を行うのは、社員を守ることにもつながります。
感染の社員は、会社としても大きな損失です。
何より社員とその家族、お客様を守るためにも重要な対策ではないでしょうか。
設備上、手洗いが難しいところでもおしぼりと消毒なら省スペースで用意できます。
8.旅館やホテルなどでアルコールとおしぼりの全室設置で直接の接客を最小化
旅館やホテルの各部屋におしぼりとアルコールを設置することで、接客の機会を最小限に抑えることができます。
また熊本県観光協会連絡会議が行った調査によると、宿泊施設の感染症対策で「ないと嫌だ」なものとして「個包装・使い捨てのアメニティやスリッパの提供」がダントツの52%を占めました。(参照:トラベルボイスよりhttps://www.travelvoice.jp/20200726-146700)
つまり個包装のおしぼりは、宿泊者のニーズに応えるツールといえます。
9.都内のレストランでは全テーブルに使い捨てタイプの抗ウイルスおしぼりとアルコールスプレーを設置
東京都内には、テーブル毎に使い捨てタイプの抗ウイルスおしぼりとアルコールスプレーを設置して
感染対策をしているレストランがあります。
テーブル毎に設置することで入店時の混雑を防ぎ、他のお客様や従業員との接触の可能性を最小限にできます。
さらにアルコール消毒前におしぼりで手をふくと
一層減菌効果があることがわかっており、感染対策としても理にかなっています。